4月1日に、101Aから自主企画、ワンマンについての情報公開がありました。
どうかこれからの101Aを楽しみにしていてください。

4月2日は私の誕生日でした。
いろんな国の沢山の方からお祝いのメッセージを頂き、大変幸せなお誕生日を過ごしました。
東京ではちょうど桜が満開。

お誕生日プレゼントに[TRONICAL TUNE]という、自動チューニングの出来るチューナーを貰いました。
ペグごとヘッドに付けるやつでボタンを押してストロークするだけで勝手に素早くチューニングしてくれます。
自分は意外と変則チューニングとか、ドロップＤとか多いので、ライブのセットリストを考えるのにするタイミングと直すタイミングを考えなければなりませんでした。これがあれば、かなり自由に選曲してもスムーズに次の曲に移行できるのではないかと！！
素晴らしい贈り物でした。

そして、もう一つ、素敵なプレゼントをしてくれた人がいました。

日本に住んでいる韓国人の友人から誕生日の当日に電話が来て、自分の働いている韓国料理屋に今日ワカメスープを食べに来なさいと言う。
韓国では誕生日にワカメスープを食べる習慣があるそうです。
その理由を聞いたけれど、
「お母さんが生んだ時の事に関係有るけどうまく日本語で説明出来ない」
と言われた。
よく分からないままにお店に行くと、少し忙しそうだったけど、注文する前にワカメスープとキムチとコン茶を運んできてくれた。
日本のワカメスープのイメージとは少し違い、全体の量もワカメの量も多い上に、新鮮なアサリも数個入っていて良い出汁が出ている。優しく沁み入る味でした。
忙しそうでしたし私も時間がなかったのでお礼を言って、またね、と言って店を出た。

しかしその後、「何故誕生日にワカメスープなのか」という事がどうしてもどうしても気になってしまった。
良い時代ですね。携帯で一発で調べられました。

何故誕生日にワカメスープなのか？

韓国では、産後の母体の回復の為の食事としてワカメスープを食べる。ワカメに含まれるカルシウムやヨードその他の栄養素が、回復を助け、母乳の栄養価も上げてくれるとされている為である。
誕生日に食べるのは、そうする事で生んでくれた母への感謝を思い出すという意味。
そして、それを作る母は子供が生まれたときの喜びを思い出して、健やかな成長を祈る。

そんな深い意味があったなんて全く知らなかった。

そう言えば、その少し前に母親から電話がかかってきて
「あの日に家の庭で最初のチューリップが咲いたのよ！
　あの日が存在しなかったらあなたは生まれてないしね、だからお祝いしたいの。
　生まれてちゃんと育ってくれてありがとう。」
なんて言われた….。

そんな事を言われたら、なかなか会いにも帰らず、自分の思うように自由奔放にしか生きていない自分が非常に情けなくなって、辛くなってしまい、素直にその気持ちを受け取ることなんか到底出来なかった。

なのでその習慣の意味を読んだとき、ハっとなって思わず泣きそうになってしまった。

あなたが生んでくれたから私はここでこうして生きて歌っていられるんでしたね。

そして、私にスープを作ってくれた友人の気持ちにも心からありがとうと思った。
今度あったらそのことを話そうと思う。

写真は今日改めて昨日の味を思い出しながら作ってみたもの。